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[Shibuya in 2126] A Future That Never “Stabilized”

作家名:廣瀬 祥子
作品サイズ:H910 × W652 × D25mm
素材・技法:キャンバス、UV印刷、油彩
制作年:2026
作品ステートメント:

情報化が極限まで進行した2126年の渋谷を舞台に、「デジタルイメージと物質としての現実の境界」をテーマに制作した作品です。
ネオン広告や無数の情報群によって覆われた都市空間は一見、高度に発達した未来都市のようでありながらも、その風景にはどこか現在の渋谷の延長線上にある雑多さや猥雑さが残されています。

本作で描いた渋谷は、過去に想像された「完全な未来都市」にはなりきれなかった都市であり、過去に思い描かれていた未来像と、現在の渋谷の延長線上にある猥雑な都市風景が混在した、未完成な未来としてそこに存在しています。

画面中央の少女が持つ透明な袋の中では、ぬいぐるみが溶け出すように崩壊しています。
大量生産されたキャラクターや消費されるイメージの象徴でもある「ぬいぐるみ」は、本来データや記号として存在していた虚構が、物質的な重力や質量を伴いながら現実へと還っていく様を表現しています。
均質で無機質な「情報」として流通していた存在が、崩れ落ちながら再び「物」として観測される様子を描いています。

こちらの作品は、ジェッソ塗りしたキャンバスに、デジタル環境で描画したイメージをUV出力しその上から油彩で加筆をした作品となっています。

デジタル環境によって制作された均質なイメージの上に、油彩による物質的な筆致や絵具の厚み、滲み、重力を加えることで、かつて平面的な「情報」として存在していたイメージが、再び現実空間の中で「物」として立ち上がっていく過程を作品化しています。

作品証明書・専用箱付き
※作品保護のため専用箱にてお渡しいたします。

2週間〜1カ月以内を目安に、送料着払いにて発送いたします。
(海外発送は送料別途見積もりとなります)
※お急ぎの場合は、お気軽にお問い合わせください。

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